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『亀戸鶏園(かめいどとりえん)』
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「おいしいものは、おいしく食べてもらいたいからねぇ。」とにこやかに語る、梅ちゃん。焼き鳥はどれも1本100円。お酒とおつまみはどれも1皿300円という明快な値段設定のお店『亀戸鶏園(かめいどとりえん)』の店長兼料理長です。
亀戸駅徒歩3分のところにある『亀戸横丁酒場』。今回ご紹介する『亀戸鶏園』は、一時マスコミを騒がせた屋台村『亀戸横丁酒場』の中にあります。こちらで焼き鳥や料理に使われている鶏肉はすべて毎日フレッシュ配送されてくる『つくば鶏』。お店にもその鶏の看板がありました。
●おいしい鶏肉を職人技で…
最初にいただいた焼き鳥は、ねぎま・レバー・こころ(心臓)・ももの4種。どれも絶妙な焼き加減で、タレが鶏肉に負けず…そして鶏肉がタレに負けず、とてもよいバランスを保っていました。口の中で新鮮な鶏の香りと、職人技が光るタレの味がなんとも言えないおいしさを生みだしているのです。「タレ?基本の醤油・みりん・砂糖を同割。そして味噌とゴマだね」と梅ちゃん。「この美味しいタレの秘密を、そんなにすぐに教えてもよいのですか?」と尋ねると、「そりゃね何十年も職人やってるんだよ。レシピを教えたって、そんな簡単にはマネできないよ。おいしいものを生かすも殺すも、職人の腕!」とにこやかに教えてくれました。
次に出てきたのは塩味の“ひざなんこつ”。最近の居酒屋さんで出てくる軟骨は、ほとんどがブラジル産の軟骨ですが、こちらはもちろん『つくば鶏』の膝軟骨です。臭みもなくとってもジューシー。そして塩加減も絶妙!そして多くの居酒屋さんにありがちな味シオコショーなんて絶対に使ってません。「あ、これもこの鶏肉のための塩。フランス産とイタリア産の岩塩と沖縄の塩を、吟醸酒を加えて煎ってるんだよ。」と。またもや秘密が!梅ちゃんはニコニコしているのに、魂が職人。扱っている“つくば鶏”がおいしい鶏肉だからこそ、技でそれを生かしたいと思っているようです。
『亀戸鶏園』には定番メニュー以外にも、壁に張られたメニューがあり、その多くにも職人の技がキラっと光っています。“鶏皮の肉包み”は餃子のようなタネが鶏皮に包まれカラっと揚がっています。これも毎日梅ちゃんが手作り。“インカのめざめ揚げ”も秘密の塩がかかっています。オーダーしてからそんなに時間がかかってはいないのに、ホクホクに揚がっています。これも梅ちゃんの試行錯誤のタマモノ。そして、このインカのめざめ、なんと!内外食品のオーガニックチキンから出る鶏糞を使った循環型農業から生まれたジャガイモなんだそうです。
「おいしいものを生かせなきゃ、職人をやっている意味がないからね。この美味しい鶏肉に出会ったんだから、俺が生かしてあげなきゃどうするんだ?って思ってるよ。素材をトコトン知りつくさなければ、お客さんにおいしい料理は味わってもらえないからね。」と。おいしい鶏肉に出会い、それを生かしきるために梅ちゃんは茨城の養鶏場にまで足を運んだそうだ。「1〜2時間ごとにヒヨコの様子を見に行って、本当にこまめに観察をして、手間をかけてるんだよ。あんなに大切に育てられたひよこから育った鶏だって思ったら余計に俺がおいしく調理しなきゃなって思った。」と。“つくば鶏”の飼育体制や餌など様々なものを知れば知るほど、より腕によりをかけた料理を提供したいと思ったそうです。愛情たっぷり育てられた鶏肉を愛情たっぷり料理する。だから『亀戸鶏園』のお料理が、より一層おいしく感じられるのかもしれませんね。
●こだわりのつくね。
ここで絶対に食べて帰ってもらいたいのが、梅ちゃんお手製つくね。多くの居酒屋さんでは、パン粉や片栗粉、卵をつなぎに使用して成形しているのが普通。しかし、梅ちゃんのこだわりは、ここでも!毎日フレッシュで配送されてくる“つくね用の鶏肉”に、つなぎを使用せず人参などのこだわり食材を入れ準備。焼く直前に串にまとわりつかせ、そっと優しく焼く。こだわりのタレを塗り、うずらを添えて…。鶏肉が優しく調理されることで、口の中でホワっと、そしてジューシーに…そんな食感のつくねに仕上がっています。
そんな焼き鳥を堪能しながら、面白いアルコールメニューも忘れられません。“金魚”というサワーは、なんと唐辛子と青じそが入ってました。「トウガラシが金魚に見えるでしょ?」と。さっぱりしていて、後味が少しピリっとしていて癖になる味。人気のメニューだとか。そしてもうひとつは“にごりハイ”。にごり酒を炭酸で割っているサワーで、これもリピーターが多いとか。飲みやすくてついついおかわりするお客様も多いそうです。「料理もアルコールも、お店に来てもらって、おいしくて楽しいって思ってもらいたいからね。また来てもらいたいって思えるように、常にお客様の立場に立って考えているつもりなんだ」と。
愛情たっぷりで育てられた鶏肉を、笑顔の職人技で生かす梅ちゃんが印象的な『亀戸鶏園』。楽しくおいしい時間が過ごせるお店です。
串1本100円、アルコール1杯300円、料理1皿300円。木札ひと束1000円!の明朗会計で職人技のおいしい料理が食べれるお店ですので、気軽に1本!1杯!と立ち寄ってみては?
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『亀戸鶏園(かめいどとりえん)』
JR総武本線亀戸駅北口より徒歩3分
東武亀戸線亀戸駅より徒歩3分
住所 〒136-0071 東京都江東区亀戸5-13-2
亀戸横丁酒場内
電話番号 : 03-3681-0036
定休日 月曜日
営業時間 16:00 - 23:00
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