オーガニックチキンの価格は在来鶏肉に比べて割高になります。 ではどうして割高なのでしょうか?

(1) オーガニックチキンの飼料の原料(トウモロコシ、大豆等)になる農産物を生産するためには化学肥料や化学合成の除草剤、農薬は使用できませんので費用が余計にかかります。現状では通常の飼料原料に対して約3倍の価格です。

(2) オーガニックチキンの生産農家が鶏を病気にかかりにくい健康な状態に保つためにはストレスの少ないゆったりとしたスペース(1uあたり10羽以下)を確保し、更に運動スペースを確保します。このため通常のブロイラーと比べ、単位面積あたりの生産効率は半分以下になります。

(3)オーガニックチキンの飼育には原則的に抗生物質などの薬品は使用できませんので、鶏が病気にかかるリスクが大きくなります。従って鶏が病気にかかることを防止するために野鳥やウイルスなどの外敵の侵入を防止する対策の強化など、従来以上の対応が求められます。

(4)オーガニックチキンの処理、加工についても通常の商品とのコンタミネーション(混入・汚染)が起きないように工程を分ける必要があり、人件費等のコストアップになります。

(5)有機JAS認定の更新は毎年行いますが、更新を取得するための費用も毎年発生します。

『オーガニックチキン』は、システムから生まれています。そのシステムが正確にうごかなければ『オーガニックチキン』は世の中に出てきてはくれないのです。このシステムをうごかすのがとても大変なために、“オーガニックの鶏肉”に取り組んできた多くの生産者さんたちは、諦めてきたのも事実。だからこそ『オーガニックチキン』は、日本で唯一のものになったのです。
これからもよりお手元に届きやすい価格の実現にとりくみますが、どうぞこのことをご理解いただけると、それが『オーガニックチキン』がこれからも継続的に生み出せる力に変わっていきます。

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